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スーモが発表!新橋駅から電車で30分?!利便性を兼ねた今注目の駅ランキング
株式会社リクルート住まいカンパニーが運営する不動産・住宅サイト「スーモ」より、新橋駅まで電車で30分圏内の駅におけるワンルーム、1K、1DKの家賃相場ランキングが発表された。
新橋駅から電車で30分!第1位は葛西臨海公園駅
1位にランクインしたのは葛西臨海公園駅で、家賃相場は6.0万円。
ワンルームで5万円台から物件はあるが、実質的に入居が決まりやすい価格帯として少し上昇したと考えられる。
同名の公園が駅の南側に位置しており、せわしない都会の雰囲気から少し離れたいけど利便性も兼ねている駅として、丁度良い印象がある。
江戸川区は、2019年5月現在の株式会社タスが発表しているデータで空室率などの悪化が見られ、空室対策に苦戦している不動産オーナーは多いと思われることから、借り手からするとより好条件の物件を安く借りられるのではないかと考えられる。
不動産オーナーからすると、買い叩かれてとんとんの利益になりそうだが、空室よりはマシ、と足元を見られそうな状況。
新橋駅から29分!横浜から通勤できるJR鶴見線弁天橋駅が2位
JR鶴見線「弁天橋駅」が2位にランクイン。
家賃相場は6.05万円で、1位との価格はとても僅差であることがわかる。
しかし絶対的に違うのが「住所が横浜になること」だ。
横浜、川崎エリアは関東に住む人のみならず、地方から上京するユーザーにとっても憧れの地、というイメージはかなりある。
本当にこの値段で住もうと思うと高確率でアパートという選択肢になると思われるが、それでも「横浜住み」と言えるネームバリューに魅力を感じるユーザーは絶対に多い。
部屋が狭くても、マンションでなくても、ニーズはあるだろう。
これから不動産を持ったり投資を考えるオーナーにとっては、狙い目のエリアかも知れない。
新橋駅まで30分で横浜住み、というのはとても都会的な生活をしているように聞こえる。
新橋駅から30分!家賃相場が安い駅3位は一之江駅
新橋駅から電車で30分圏内の駅で第3位になったのが、1位と同じ江戸川区に位置する、都営地下鉄新宿線「一之江駅」だ。
乗り換えは2回と多いものの、6.2万円で都内住み、通勤30分というのは魅力的である。
先述したように江戸川区は借り手市場になっていて、空室物件が増え、利益を生むのが難しい状況が目立ってきている。
そんな中で今回のランキングが発表されたのは、オーナー側からすると嬉しいサプライズプレゼントのようなもの。
ネームバリューがある横浜と同じ土俵には立っているので、どう差別化をはかるかが死活問題と言える。
江戸川区はトレンドを見てもあまり良い状況とは言えず、低迷しているのは間違いないので、お金をかけて賃料をアップしても成果が得られるかの判断は際どいところ。
ただ、実績の良いリノベーション・リフォーム業者はいるので、どのくらい金融機関の融資を受けられるかという点と併せて検討してみるのは良いと思われる。
家賃相場ランキング同立8位が4駅と集中!6.5万円で住めるエリア
今回のスーモランキングでは、家賃相場6.5万円と同額になった駅が4駅紹介されている。
新橋から30分!6.5万で住める最寄り駅その1は下総中山駅
下総中山駅は、JR総武線で新橋駅まで28分のところに位置する駅だ。
乗り換えは1回とストレスにならない回数となっていて、賃貸価格帯は割と相場に近いものが探せるのではないかという印象がある。
なぜ探しやすいかというと、千葉県も賃貸動向に苦戦しており、こちらも江戸川区同様、空室が多くなる傾向にあるため、賃料の交渉しても入居希望者を手堅く掴んでいきたい、という思いがあるのだ。
好アクセスで人気のJR京浜東北線「新子安駅」が8位
新子安駅は近年進化している駅と言って良いだろう。
これまた人気の横浜市に位置する駅で、それだけで頭ひとつ抜けた人気がある。
新子安駅がこの価格帯で出てきた背景には、横浜に住みたいと考えるユーザーの多くが「マンション派」だというところからきていると思われる。
マンションはわりと需要があるのだが、騒音対策や断熱性などの点からどうしても劣りがちなアパート系物件が供給過剰になっていることが挙げられる。
現在は、金融機関が貸出態度を硬化させており、新規アパートの乱立はあまり感じられないものの、運営していくにはリスキーな印象がある。
とは言え、京浜東北線は人気の路線で、新子安も近年人気が集まっているエリアのため、工夫次第で空室を埋めることはできるだろう。
新橋駅まで乗り換えなし!京成押上線「青砥駅」
葛飾区に位置する京成押上線「青砥駅」は、意外と狙い目の駅だ。
都内で新橋駅から直行26分というのはなかなか魅力的なのではないだろうか。
葛飾区においても不動産動向が良いとは言えないエリアだが、めちゃくちゃ悪化しているわけではない。
あまり精力的に取引されていない、という印象だけで、都内のみならず、関東の不況を押し上げたり下げたりしているものではない。
新橋から30分の駅ランキング同立8位最後の駅は「鹿島田駅」
横浜についで、おしゃれで何でも揃う街ということで人気なのが川崎市である。
乗り換え1回で川崎に住めるという選択肢があることが、今回明らかになり、今後の動向が気になるところだ。
ぶっちぎりのアクセスを誇る「新川崎駅」
今回のランキングで最もアクセスが良く、住みやすい駅として注目されるのが新川崎駅だ。
商業施設「新川崎スクエア」とスーパーが駅近で利便性が良い
新橋に会社があり、自炊するというユーザーにオススメなのが「新川崎駅」だ。
駅直結の商業施設「新川崎スクエア」で大体の用事が済むということと、深夜1時まで開店しているスーパーの存在がありがたい。
駅近で、広さを重視した物件を探すファミリー層にもよく合いそうな街で、パパにもママにも優しいエリアと言える。
まとめ
今回は、株式会社リクルート住まいカンパニーが運営する不動産・住宅情報サイト「スーモ」が発表したランキングについての情報をもとに、考察を交え展開した。
他にもたくさんの方向性や見方があると思われるが、随時アップデートして考察していければと思っている。
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